警視庁物語 白昼魔

シリーズ第4作。 赤坂の某ナイトクラブ付近で高級車が盗まれ、持主の外国人が射殺された。警視庁捜査本部・長田部長刑事らの捜査の結果、犯人が撃ったのは消音拳銃で、乗捨てた車からシネスコ用8ミリ撮影機が持去られたことが判った。更に、高級車から血痰が発見され、犯人は結核患者と分り、8ミリ撮影機を売りに出したところを捕えることになった。そのうち大阪で盗品が売捌かれているとの情報を得、捜査本部の宮川刑事も犯人らしい男を大森のドライヴ・インに突止めた。また大阪で高級車窃盗団の一味らしい男が検挙され、本部から林刑事が急行した。宮川刑事の突止めた男は中川といったが彼は既に辞めたあとだった。

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